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お宝工場。
つまり、トレジャーファクトリーという名のリサイクルショップである。
14号線沿い、幕張本郷方面から向かうと道路の右側にある。距離的には、徒歩や自転車だと厳しく、まあ車で行くようなところだと思う。
ここには、服や家具、小物やかばんなど、様々なリサイクル品が販売されており、眺めているだけでもテンションがあがるのだ。
入店すると、巨大なセントくん（ぬる坊）の人形があり、度肝を抜かれる。
服なんかは、品数がたくさんあって「選び放題だあ」と一瞬思ってしまうものの、よく見てみると「そんなに良くもないか・・・」というものが多い。特に男物はそんな感じで、きっと、目利きの人がいいものをすでに買っていってしまった後なんだろう。
女性用の服は、男性服よりも数段充実しており、妻はちょくちょく掘り出し物を見つけているようだ。
私はヒョウ柄の女性用ショルダーなどを眺めて、すごいなあ、どんな人が持ち歩くんだろうか、と感心するばかりである。
家具も充実していて、コレぜんぜん使えるじゃないか、というものが山盛りだ。うちにある、キッチン用のサイドボードもここで買った。外から見えないところに多少キズがあったが、ふつうに使う分には全く問題がない。超ラッキーである。
家具なんてものは、いずれ傷が付くもんだし、最初から傷が付いていれば、なんというかもう、遠慮なく使うことができるではないか。まあ、あんまり乱暴に使うと妻に怒られそうだけども。
家電も売っていたが、冷蔵庫はドアを開けると、どれも生ゴミのにおいがした。どんなに掃除しても、食べ物のにおいがしみついてしまっているのだろう。中にはきれいな掘り出し物もあるとは思うが、もし買う人は、ちゃんと内部のにおいを確認してから買った方がいいと思う。
また、不要品を買い取ってくれるのもありがたい。
何かを捨てるとなると、逆にお金がかかってしまうせちがらい世の中である。もう使わない家具などが、いくらかの現金になるならありがたいではないか。
できれば、引っ越し前にこういう店を見つけておきたかったが、そんなことを考えても後の祭りである。
完全に壊れたテレビなんかはさすがに買い取ってもらえないが、多少キズがついたテーブルやいすなんかは問題なく引き取ってもらえるようだ。
まあ、買い取り価格はさほど高くないが、それは元々の価格が安いのでしょうがないといったところだろう。
２Fは100円ショップダイソーで、寄っていくとついつい不要なものを買い込んでしまう。
かなりの広さで、しょうもないおもしろグッズを見てまわるのもいいだろう。
トレジャーファクトリー。それは眺めているだけで、そこそこ楽しめる、大人のレジャーランドなのだった。
ちょっと言い過ぎのような気がするが、まあ、一度は行ってみるのもいいんじゃないだろうか。
大きな地図で見る ▲トレジャーファクトリー