海外生活気分が味わえる、スケールのドでかいディスカウントストア コストコ




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 妻が家の近くのコンビニで怪しげな男に声をかけられた。
 コンビニの駐車場で、車に乗り込もうとした妻。近づいてきた男は、名刺を差し出した。
 「幕張本郷コストコ」
 名刺にはそう書いてあった。コストコに何度か行ったことがある妻は、「うちで働きませんか」というスカウトだと思ったらしい。あなたが買い物している姿が非常に素敵なので、モデルになってもらえませんかとかなんとか、そんな理由なのかしら。妄想は徐々にふくらんでいく。
 「うちで働いてみませんか」
 確かに男はそう言ったらしい。
 なんでコストコの人が、何故私に、しかもこんな場所で、いやいや、私ったらかわいいから、見る目のある人もいるものだわ、とか、そういった思考がさらに加速されていく妻。
 ただ、名刺をもう一度見て我に返ったという。
 コストコでは、なかった。
 「幕張本郷コスットコ」
 何をコスッとくのか。ひどいシモネタ系ダジャレを店名に掲げた無店舗型風俗店の名刺が、本物のコストコとそっくりのロゴで名刺に刻まれていた。
 妻は、逃げるように帰ったという。
 という訳で、そんな話は全くコストコには関係ない。コストコは海外製の品物が安く手にはいる巨大スーパーで、なんと、入店するには有料会員になる必要がある。
 巨大なショッピングカートを押しつつ、巨大な陳列棚の間を人々がかけめぐる。
 バカでかい食材が大量に置いてあって、カロリーという概念を全く無視した料理を作ることが可能である。
 食事コーナーでも、巨大なピザやホットドッグ、飲み放題のコーラなどが販売されていて、太る要素満載だ。
 駐車場もあり、店内も広いのだが、いつも込み合っていて、道路には「コストコ渋滞」ができることもしばしば。
 何回か行ったが、私はとても疲れた。けど、人によっては「行くのがとても楽しい。癖になる」とのことなので、一度は行ってみるのもいいかも知れない。