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恥ずかしながら、私は痛風である。
急に足の関節付近に激痛が走り、歩くことさえままならなくなり、放っておくと腎臓病に発展するという、恐ろしい病気だ。酒を飲み過ぎたり、普段の食生活が乱れているとなりやすいという。
だが私は、普段から特に酒を飲まないのに痛風である。また、別に毎日うまいものを食ってるという訳でもないのに痛風である。
なんでだ、ちくしょう。
痛風発作は、私の場合、主に足の親指やかかと周辺に現れる。発作が起きたときの痛みたるや、「もういいから、その痛い部分を取っちゃってくれ!」といいたいほどだ。
発作を起こさないために、毎日薬を飲む。私の場合は「ザイロリック」という薬だ。まあ、実を言うとめんどくさくって毎日は飲んでないけども。
そして、その薬をもらうために、幕張駅の近くにある整形外科、塩沢整形外科に行く。そう、痛風は整形外科の守備範囲なのだ。
病院内にはリハビリに来ている患者さんがいるが、ものすごく混んでいるということはない。
すぐに順番が回ってきて、診察室に入ると、人の良さそうなおじいちゃん先生が対応してくれる。短い診察のあと、薬を出してもらう。
今回は、「ザイロリック」のほかに「コルヒチン」という薬をもらった。
これは、発作前に「あっ、これは痛くなる感覚だ!」という予兆を感じたタイミングで飲むと、発作が押さえられるという薬である。
これが切れると、いざというときに発作状態に突入するしかないのだ。非常に重要な薬である。
あとは民間療法的に、水にさらしてないタマネギを食べたり、そば茶を大量に飲むと、痛風の予防になるらしい。一応、科学的根拠もあるっぽいがよくわからない。
また、塩沢整形外科は病院内で薬を出してくれるので、薬局に処方箋持ってって薬もらう、という手間が省けて便利だ。
ただ、気を抜いているとすぐに「xxを~~する薬も出しておきましょう」と、いろんな薬を出されるので注意が必要である。
私は脂肪を減らす薬、というなんだそれ、みんな欲しがる夢の薬じゃないのか、というのをザイロリックたちとともに処方された。効いているのかどうかはわからない。
まあそんな感じ。探せばほかにも整形外科はあるかと思うが、私はとりあえずここに通うことにしようと思う。