幕張本郷駅から国道14号線に向かう途中に、UFOがある。
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子供がいたら、「あのUFOの中に入りたい」と思ってしまうことだろう。
「お父さん、あのUFOに乗りたいよう」
「だめだっ、子供は乗ることはできないんだっ」
「なんで?なんで?」
「今は答えることはできん!」
そんな会話が、いくつもの家族の中でなされたことだろう。
子供には説明しずらい。なぜなら、そこはUFOの形をしたラブホテルだからだ。
あの辺に住んでいる人には、利用するかどうかは別として、いい目印になっていそうだ。
道に迷った人が「今UFOの前に居るんだけど、どうやって行けばいい?」などと助けを求める。
聞かれた方は、そこを右に曲がってどうこう、などと誘導する訳だ。
だが、冷静に考えてみると、UFOホテルは中途半端な場所に建っており、そんな役には立ちそうもなかった。いい目印になっているなどと、口からでまかせを言って申し訳なかった。
まあ、もし道に迷ってUFOを見つけたならば、「UFOを左手に見ながら道なりに進めば、いずれ幕張本郷駅に着く」とでも覚えておけば、何かの役に立つときが来るんじゃないだろうか。